キーボードの沼から開放され、今度は周辺機器の沼にハマり始めた今度新人です(笑)
今回ご紹介するのは『DELTAHUB CARPIO2.0』になります!!
『カルピオ2.0』と読むらしい、この商品は可動式パームレストです。
皆さんは可動式パームレストって聞いたことありますか??
普通の人が知っているパームレストって、大体が固定式のキーボードの長さにあった棒状のものだと思います。
素材も様々ですよね。
柔らかい素材のものから、プラスチック製や、木製まで…。
私はずっとプラスチック製とシリコン製を使用していました。
プラスチック製の良いところは硬いので、その位置で手首が固定されることですね。
シリコン製の良いところは沈み込んで手首に負荷がかからない点であると思います。
しかし、今回の『DELTAHUB CARPIO2.0』は、どれにも当てはまらない可動式の柔らかいラバー製商品になります。
この記事では
- 可動式パームレストってどうなの?
- 実際に使っているキーボードと合うか不安
- 『DELTAHUB CARPIO2.0』の使い心地が知りたい
このような人に向けて記事を書いています。
新しいジャンルでもある、可動式パームレストについて徹底的にレビューしていきましょう!!
『DELTAHUB CARPIO2.0』とは
こちらの商品は原産国がスロベニアになります。
いきなりビックリする原産国ですが、スロバニア製品を使用するのは恐らく初めてではないかと思います(笑)
人間工学に基づき、キーボードだけではなくマウス操作にも合わせてパームレストが使用できるコンセプトとなっているため、腕の動きにパームレストが動き、手首の摩擦の低減や腕の疲れを軽減する特徴があります。
サイズもSとLがあるので、ある程度手が大きい人でもしっかりとサポートしてくれます。
『DELTAHUB CARPIO2.0』の外観と実際の使用感
『DELTAHUB CARPIO2.0』の外観
白を2つ頼んだはずなのに、表紙の絵は白と黒で届いたので一瞬焦りました(笑)
そういう仕様みたいですね。
箱の開け方はかなり特殊で、下部の紐を引っ張って開けると、上から厚紙に書かれた説明書とQRコードが一緒に出てくる仕掛けになっていました(笑)
正直開けにくかったです(笑)
本体はしっかりとした光沢感のある専用の袋に入れられていました。
中身はこんな感じで入っています。
左右独立なので形状が非対称ですね!!
ちなみにこの袋は持ち歩く際に使用でき、1つの袋にパームレスト2つ入れることができました。
形状はこんな感じです。
結構かっこいい見た目をしていると思います!!
同時に取り出すと左右がわからなくなりますが、手を置いてみるとしっくりくるはずです!
裏面はこのように台座に縁取られて、マウスソールのような滑る素材が取り付けられています。
近くで見るとテカっているのでわかりやすいかもしれません。
また、下のピンクの生地が『Logicool G840』で、このマウスパッドの上では問題なく滑りました。
縦方向から見ると、高さがあまりないのがわかるかと思います(笑)
『DELTAHUB CARPIO2.0』の実際の使用感
私の使用環境は、クラムシェルモードのMacBook airにキーボードは『HHKB』で、マウスは『マジックトラックパッド』を使用しています。
- 可動式のため腕を固定したままキーボードとマウスを行き来できる
- 腕では無く手のひらの付け根を乗せる感じのため動かしやすい
- 背面にマウスソールのようなものがついており滑りがなめらか
可動式のため腕を固定したままキーボードとマウスを行き来できる
1番のメリットでもあると思います。
キーボードからマウスへとパームレストに乗せたまま移動できます!!
これは、いままでのパームレストではなかった画期的なアイテムですね!!
キーボードからマウスへと移動させるとき、必ず一度腕を上げる作業が必要になるかと思います。
しかし、この『DELTAHUB CARPIO2.0』を使用すれば、腕を上げずに横にそのままスライドすることで、切り替えができてしまうのです。
これがどれだけ楽か!!
これまで、キーボードに機能を集約させたり、マウスに機能を集約させたりしていた人は感動すること間違えなしです!!
腕では無く手のひらの付け根を乗せる感じのため動かしやすい
実際に使ってみると、腕を乗せるというよりも、手のひらと手首の付け根を乗せるようなイメージです。
そのため、腕を動かすというより手を動かす感覚に近い感じがありますね。
素材はラバー製なので、長時間使っていても痛くはなりません。
また、手の外側が下を向き、内側が若干高くなっているので、より自然なポディションをキープすることができます。
特にマウスよりトラックパッドとの相性が良いと感じました。
背面にマウスソールのようなものがついており滑りがなめらか
『DELTAHUB CARPIO2.0』の背面にはマウスソールのような、とても滑る素材が取り付けられているので、まず滑らないことは無いと思います。
実際に、机は素材を問わず、滑ってくれることが確認できました。
問題はマウスパッドでしょうか。
私の使用している『Logicool G840』であれば問題なく滑ってくれていますが、100円ショップで購入したマウスパットでは、やや引っかかりを感じました。
マウスパッドの材質によるのかもしれませんので、注意が必要です。
『DELTAHUB CARPIO2.0』のデメリット
- 高さが低い
- 左右別々で購入が必要
- ノートパソコンの人は使えない
- マウスパッドとキーボードの間に段差があると使用不可
高さが低い
通常のパームレストに比べると高さが低いです。
パームレストの高さは好みがあると思いますが、『DELTAHUB CARPIO2.0』は手が机から約1cmほどしか浮きません。
2cmのところは、手のひらの端っこの部分を支えるための高さのため、パームレストとしては機能しません(笑)
ロープロファイルキーボードを使用している人にはちょうど良い高さであると思います。
私も『HHKB』で使用する際は、少し低いかなといった具合ですが、『HHKB』では使いにくいとまではならないので問題ありませんでした。
一方、『Logicool G913』で使用すると高さはジャストサイズです(笑)
かなりキーの高さがあるキーボードを使用している人は、
パームレストとしての役割が意味をなさなくなってしまうので注意が必要です(笑)
左右別々で購入が必要
かなり痛いデメリットがこの左右独立販売です…。
公式サイトでは2つセットで割引販売をしていますが、基本的には左右1つずつ販売されている商品なので、セットで売っている商品ではありません。
そして何よりの欠点が、1つあたりが結構高いんです(笑)
スロベニアの公式サイトからの購入であれば、約4,000円で購入できます。
しかし、1つが4,000円です(笑)
つまり左右揃えるとなると約8,000円かかるので、結構高いパームレストの分類に入ります。
ちなみに公式サイトからの購入であれば、1つあたり33%OFFになります。
海外購入が怖いという人はAmazonでも取り扱いがありますので、ご安心ください。
ただし、若干割高になります。
まあ、『HHKB』純正の木のパームレストに比べたら激安の分類に入りますがね(笑)
ノートパソコンの人は使えない
これは、わかっている人が多いと思いますが、ノートパソコンでは使えません(笑)
というか、ノートパソコンにパームレスト求める人がいないですね(笑)
この『DELTAHUB CARPIO2.0』は、クラムシェルモードかデスクトップ環境の人に向けた商品ですので、ご注意ください!!
マウスパッドとキーボードの間に段差があると使用不可
これが1番のデメリットかもしれません。
通常マウスを使っている人はマウスパットを使用していると思います。
ただ、キーボードまで入る大きさのマウスパッドを使用している人は、稀なのではないでしょうか??
私の場合は『Logicool G840』を使用しているので、問題ありませんでしたが、小さなマウスパッドを使用していて、キーボードとマウスの間に段差がある場合、少し使いにくくなってしまうのではないかと思いました。
マウスパッドは『Logicool G240』レベルの大きさでも使いづらいと感じたので、
この点は要注意になるかと思います。
まとめ
今回は『DELTAHUB CARPIO2.0』をご紹介いたしました。
実際、私の作業環境にはめちゃくちゃ合っていて、使い勝手が良く愛用しています。
しかし、この可動式パームレストは作業環境を選ぶ商品になると思うので、購入される人は再度自身の作業環境に可動式パームレストが合っているか、確認してください。
また、マウスのパームレストと割り切って、マウス用に購入するのもアリかと思います。
特にローセンシの人は手首の負担がかなり軽減されると思います。
ただし、FPSをプレイする際は私は邪魔にしかならなかったので、注意してください(笑)
それでは〜〜