声フェチの今度新人です(笑)
さて、皆さんはマイクにこだわっていますか?
実際多くのゲーマーはヘッドセットのマイクを使用しているのではないでしょうか。
正直言って、ただボイスチャットするだけであれば、ヘッドセットのマイクで十分すぎるかもしれません。
最近のヘッドセットのマイクは高性能ですからね!!
「ただ、配信を始めたい!!」または「高性能なマイクでイケボになりたい!!」そんな夢を抱くゲーマーの皆さんはマイクに少しこだわりを持ったほうがいいかもしれません。
でも、実際マイクってめちゃくちゃ種類があってどれがいいかわからないよ・・・。
大丈夫です!!その気持ちよくわかります!!
私自身も何がいいのか調べまくりましたから(笑)
この記事では
- Blueのマイクが気になっている
- Blueのマイクは種類が多くてどれがいいのかわからない
- どうせ買うなら高品質で高音質なマイクが買いたい
- 簡単にパソコンに接続できるUSB接続マイクを探している
このような人たちに向けて記事を作成しています。
ということで、今回私が購入したのは『Blue yeti X』になります!!
『Blue yeti X』は『Blue yeti シリーズ』のフラッグシップモデルであり、『Blue yeti シリーズ』のラインナップは4種類あります。
- 『snowball ice』←安価モデル
- 『yeti NANO』←小型安価モデル
- 『yeti 』←通常モデル
- 『Blue yeti X』←フラッグシップモデル
どのモデルもUSBで簡単に接続できて、台座まで付いてきます。
最高級の『Blue yeti X』は少し金額が高いですが、音質も最高なので、気になっている人は最後までチェックしていってください!!
なお、この記事では『Blue yeti X』を中心として使用感などをレビューします。
『Blue yeti X』以外は、ある程度機能を取り除いて安価にしたモデルなので、詳しく相違点はまとめますが、機能が制限されてるんだと思っていてください(笑)
Blue yeti シリーズについて
まずは、Blue yeti シリーズの違いについて簡単にご紹介します。
品名 | snow ball ice | Blue yeti NANO | Blue yeti | Blue yeti X |
---|---|---|---|---|
カプセル | 1コンデンサー | 2コンデンサー | 3コンデンサー | 4コンデンサー |
指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 無指向性 | 単一指向性 無指向性 双指向性 (ステレオ) | 単一指向性 無指向性 双指向性 (ステレオ) |
Bit深度 / サンプリングレート | 16-bit / 44kHz | 24-bit / 48kHz | 16-bit / 48kHz | 24-bit / 48kHz |
ゲインコントロール | 無し | PCアプリ | 物理ダイヤル | 物理ダイヤル |
ヘッドフォン出力 | 無し | 有り | 有り | 有り |
高解像度LEDメータリング | 無し | 無し | 無し | 有り |
Blue VO!CEエフェクト | 無し | 無し | 無し | 有り |
カスタムLEDライティング | 無し | 無し | 無し | 有り |
出力コネクター | USB | USB | USB | USB |
価格 | 7,810円 | 15,510円 | 18,810円 | 24,860円 |
『Blue yeti X』の性能について
指向性について
指向性とは音を拾う方向を示したもので、『Blue yeti X』は3種類+ステレオの全部で4つのモードを兼ね備えています。
単一指向性
ポッドキャストやゲーム実況など自身の目の前の音を拾うモードであり、通常使用で一番使われるモードとなります。
基本的な使い方をする人は、このモードでさえあれば問題ありません。
無指向性
マイクを中心に360度全方向からの音を拾います。
会議などで会場全体の音を拾いたい場合に有効なモードになります。
双指向性
対話のように前後の音のみを拾います。
インタビューやデュエットなど2人の音を録音したい時に有効なモードになります。
ステレオ
指向性ではありませんが、モードとしては搭載されています。
マイクの左右から奥方向の音を拾います。基本的にはあまり使用しないモードですが、左右の集音が強く、イヤホンからも左で話せば左からのみ聞こえるといった、ASMRも可能なモードになっています。
『Blue yeti X』にのみ搭載されている機能
高解像度LEDメータリングについて
これは音声レベルを瞬時に感知し、ドットでレベルを表示してくれる機能です。
後述するLEDの色を変更することもでき、自身の声がマイクにどれだけ拾われているか目視で一発確認できるのでとても便利です。
また、拾っている音声レベルに合わせてダイヤルでゲインを調整することも可能なので、適切な音量への調整も容易にできます。
この機能は正直とても便利だったので、搭載されている方が使い勝手がいいですね!!
Blue VO!CEエフェクトについて
ボーカルエフェクト機能になります。
簡単にいえば、女性の声や男性の声、エイリアンの声など様々な声に自分の声を加工できる機能ですね(笑)
また、ラジオ風ボイスやビンテージなどといった自身の声をかっこよくするエフェクトも搭載されています。
種類が豊富で自由に選択して声を変えることができるので、一時的に声を変えたいと言った時に役立つのではないかと思いますが、私は特に使っていません(笑)
エフェクトを使わなくても最高音質なのであってもなくても問題ありません。
カスタムLEDライティングについて
物理ボタンとその周辺のドットの光の色を変更できます。
以上です(笑)
まあ、冗談はさておき、光る色を変更できるので、好みの色に変更してください!!
つまり、あっても無くてもいい機能でした(笑)
結果として『Blue yeti X』に搭載されていて、便利な機能は「高解像度LEDメータリング」でしたね(笑)
ただ、この機能は本当に便利なので、お金に余裕があるのであれば、『Blue yeti X』を購入することをおすすめします。
『Blue yeti X』の使用感レビュー
では、実際に使用してみた感想とメリットをお伝えします。
- 音質がとにかく良い
- 高解像度LEDメータリング機能が使いやすい
- ゲイン調整ノブが便利である
- しっかりとした台座が付属している
- USB接続タイプなのでオーディオインターフェイスが不要
音質がとにかく良い
『Blue yeti シリーズ』は本当に音質が良いです。
音質が良いのはシリーズ全てに共通するんですが、中でも『Blue yeti X』は4コンデンサー搭載しているので、全ての方向から正確に集音してくれて、明瞭な高音質を実現しています。
正直な話、ボイスチャットでしか使用しない場合は、高性能過ぎてもったいないと思えるほどの音質を兼ね備えていると思います。
高解像度LEDメータリング機能が使いやすい
ゲイン調整ノブの周りについているドットで自身の声がどれだけ集音されているか目視で確認できる機能です。
基本的に集音ゲインはパソコンなどに接続して、録音ソフトなどを立ち上げないと確認することができないのですが、この機能があることでマイク本体を確認するだけで、どれだけの集音がされているか確認可能になります。
ゲイン調整ノブが便利である
ゲイン調整は基本的にパソコンなどの録音ソフトで行いますが、『Blue yeti X』と『Blue yeti』はダイヤルで操作が可能となっています。
ダイヤルを押し込むとミュートになる機能もあります。
『Blue yeti X』は上記の高解像度LEDメータリング機能と合わせて、特にこのゲイン調整がダイヤルで操作できるので、マイクのみで完結します。
『Blue yeti X』はパソコンだけでなく、iPadやiPhoneでも使用できるので、ゲインがダイヤルで操作できるのは利点になっていると思います。
しっかりとした台座が付属している
マイクはマイクアームが必須のものもありますが、『Blue yeti シリーズ』は全て台座が付いています。
しかも簡易的なものではなく、めちゃくちゃしっかりした重厚感のある台座が付いています(笑)
なんと台座だけで761gもあります!!
台座の重さは安定に繋がるので、この重量はありがたいですね。
卓上で使用する場合もグラつきや、倒れるといったこともなくしっかりと支えてくれるので、安心して使用できます。
USB接続タイプなのでオーディオインターフェイスが不要
マイクにはマイク専用のケーブルのみでしか接続できないものもあります。
マイク専用ケーブルはパソコン等に直接接続できないので、オーディオインターフェイスが必要になってくるのですが、こちらの『Blue yeti シリーズ』は、USB接続方式なのでそのままパソコンに接続可能です。
別途、オーディオインターフェイスの購入が必要ないため、追加投資も無いですし、デスクの上がかさばることもありません。
USB接続の場合、音質がやや劣るといったデメリットもありますが、この『Blue yeti X』は音質も全く引けを取らないものとなっていますので、音質のデメリットはほぼありません。
同じコンデンサーマイクでもオーディオインターフェイス接続マイクのほうがもちろん音質は上がります。あくまでもUSBマイクの中で高音質であることをご理解ください。
なお、『Blue yeti X』はUSB接続のため、マイクケーブルは繋がりません。
『Blue yeti X』のデメリット
次に実際に使用して感じたデメリットをお伝えします。
- 本体重量が重い
- コンデンサーマイクは湿気に弱いがマイクスポンジは付属していない
- 価格が高い
本体重量が重い
台座が重いことについては、安定に繋がるので問題ないですが、本体が重いのはメリットがありません。
中身が詰まっているので重いのかなと思いますが、本体のみで519gあります。
ちなみに台座装着時の重量は1280gになります。1kgを超えてきます(笑)
マイク本体が重いデメリットは、マイクアームに取り付けた時であり、マイクアームがかなり強力に支えてくれるものでないと落ちてきてしまいます。
マイクアームをご購入の際は、耐えられる重量を確認の上、購入することをおすすめします。
コンデンサーマイクは湿気に弱いがマイクスポンジは付属していない
コンデンサーマイクの弱点は湿気と衝撃です。
湿気に弱いため、マイクに近づいて話すと口からの飛沫でマイクが劣化してしまいます。
マイクを飛沫や湿気から守るために、「ポップフィルター」や「マイクスポンジ」、「マイクカバー」などがあったほうが良いですが付属してこないので、別途購入することをおすすめします。
「Blue yeti専用のマイクカバー」も販売されているので、チェックしてみてください。
私としては、日本は湿度が高いので、「ポップフィルター」より「マイクスポンジ」や「マイクカバー」の方が、マイク部分を全てカバーしてくれるのでおすすめです。
価格が高い
高機能で高級感のある材質のため仕方ないことですが、価格が高いです。
マイク単体で2万円を超えてくるので、ボイスチャットなどにしか使用しないのであれば、『Blue yeti X』である必要はないかと思います。
機能面的にも不要なものが多いですし・・・。
ただ、配信者やポッドキャストで使用するのであれば、かなり高品質なマイクであることは間違いありません。
使用用途によっては、2万円でこれだけのマイクが手に入るのは安いという考え方もできますが・・・。
そして、『Blue yeti X』と下位の『Blue yeti』の価格差は約6000円です。
6000円の差で『Blue yeti X』は高いから『Blue yeti』を購入しようとするぐらいなら、『Blue yeti X』の購入をおすすめします。
明らかに6000円プラスして『Blue yeti X』を購入した方が幸せになります(笑)
まとめ
今回は『Blue yeti シリーズ』のフラッグシップモデル『Blue yeti X』をご紹介しました。
2万円以上の高額マイクですが、音質もマイクの質感も最高です。
また、マイクアームを使用しなくても台座がしっかりとしているので、問題なく使用できます。
これからゲーム配信をしたい人、ポッドキャストを始めたい人は、ぜひこの最強USBマイク『Blue yeti X』をチェックしてみてください。
それでは~~