今度新人から連日のマイク紹介です!!
USB接続コンデンサーマイクの最高峰として『Blue yeti X』をご紹介しましたが、今回はUSB接続ダイナミックマイクをご紹介します!!
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この記事では
- 音質の良いダイナミックマイクを探している
- ダイナミックマイクでUSB接続したい
- USB接続もXLR接続(マイクケーブル)も両方対応したマイクを探している
- コンデンサーマイクかダイナミックマイクか迷っている
このような人に向けて記事を作成しています。
『SHURE MV7』はダイナミックマイクでありながら、USB接続にも対応している数少ないマイクですので、気になっている人はぜひ最後までチェックしていってください!!
『SHURE MV7』の特徴
まずは特徴から!!
製品名 | SHURE MV7 |
カラー | ブラック・シルバー |
トランスデューサー | ダイナミック型 |
指向性 | 単一指向性 |
マイク本体の長さ | 53.6mm |
マイク本体の重量 | 550g |
Bit深度 / サンプリングレート | 24bit / 48kHz |
接続方式 | USB-B to A USB-B to C XLR |
ヘッドホン出力端子 | 3.5mmプラグ |
付属ケーブル | USB-B to A(3m) USB-B to C(3m) |
価格 | 29,800円 |
指向性について
指向性は単一指向性のみになります。
ダイナミックマイクになりますので、そもそも指向性の設定はありません。
『SHURE MV7』の接続方式について
『SHURE MV7』には「MicroUSB-B差し込み口」と「XLR差し込み口」の2種類の接続方式があります。
「MicroUSB-B」はオーディオインターフェイスを介さなくても、直接パソコンなどに接続できるので、追加でオーディオインターフェイスを購入しなくても使用可能です。
一方XLRケーブルを用いた場合は、オーディオインターフェイスを介してパソコンと接続するので、音質は「MicroUSB-B」に比べてかなり向上します。
2種類の接続方法があるので、好みの接続方法で使用できます。
付属のケーブルについて
『SHURE MV7』に付属してくるケーブルは、
- MicroUSB-B to A(3m)【片方がタイプA】
- MicroUSB-B to C(3m)【片方がタイプC】
の2本になります。
どちらも3mとかなり長いケーブルが付属しているので、
距離がある接続も問題なく行えます。
しかし、XLRケーブルの付属はありません。
XLRでの接続をしたい場合、別途XLRケーブルの購入が必要です。
対応デバイスについて
USB接続に対応しているため、「Windows」、「Mac」、「iPhone」、「Android」と様々なデバイスに対応しています。
唯一、公式HPで互換性が無いと記載されているのがiPadであり、「USB-B to C」で接続しても動作しないと書かれています。
しかし、私の所有している『iPad mini6』では、付属の「USB-B to Cケーブル」で動作確認ができましたので、動作しないiPadは限られているのかもしれません。
ただ、SHURE公式HP上でiPadでの動作は不可と記載があるので、使用予定の人は気をつけてください。
また、iPhoneで動作させる場合は、別途「USB-A to Lightningケーブル」が必要であり、SHURE公式から発売されている専用のものでなければ動作しない、とSHURE公式HPに記載があります。
ただし、これも私の持っている「USB-A to Lightningケーブル」を使用して問題なく動作したので、「USB-A to Lightningケーブル」をお持ちの方は、まず試してみたほうがいいかもしれません(笑)
『SHURE MV7』の使用感レビュー
では、実際に使用してみた感想とメリットをお伝えします。
- ダイナミックマイク特有の高音質でノイズはほぼ無い
- 物理ボタンではなくタッチセンサー式のため操作音が入らない
- USB接続できる利便性が半端ない
ダイナミックマイク特有の高音質でノイズはほぼ無い
ダイナミックマイクといえば感度が低く、その結果ノイズが入りにくいことが挙げられます。
実際に『SHURE MV7』も直線以外の集音感度はかなり低いです。
直線以外からでは、ゲインを最大にして少し声を張らないとあまり集音されません。
その代わり、近くで扇風機を回していても、全く風切り音等が入ってこないので、その点についてはありがたいです。
高音質でノイズなく声を届けたい場合、ダイナミックマイクは最高ですね!!
物理ボタンではなくタッチセンサー式のため操作音が入らない
『SHURE MV7』本体に物理的なボタンは一切ありません。
マイク中央にタッチセンサー式のゲイン調整とマイクミュート、ヘッドホン出力調整ができるパネルがあります。
タッチセンサー式のため、「カチッ」という物理的な音はしないので、マイクで会話中にも気にせずミュート切り替え等が可能です。
また、タッチセンサーに触れるだけでヘッドホン出力音量も調整できるので、マイクで会話中も気にせず調整できます。
ただ、物理ボタンではないため、タッチセンサー特有の操作のやりにくさはありますね!!
USB接続できる利便性が半端ない
これが『SHURE MV7』最大のメリットではないでしょうか!!
とにかくオーディオインターフェイスを介さないで、ダイナミックマイクを使用できるのです!!
この利便性は恩恵が多く、実際『SHURE MV7』には三脚とのセットも売っているのですが、三脚にiPhoneを取り付けて、その横に『SHURE MV7』を取り付けるといった、『iPhone』のマイクをダイナミックマイクに置き換える使い方ができるのです。
私が所有しているのが『iPhone』のため、『iPhone』で説明しましたが、『Android』でも問題なく使用できます(笑)
最近流行りの【Vlog】などをスマートフォンで撮影する人が増えていますが、高音質マイクで【Vlog撮影】ができてしまいます。
いまのスマートフォンカメラは、申し分ないぐらい性能がいいですからね!!
『SHURE MV7』のデメリット
- 三脚セットもあるが、基本マイクアームが必須
- 『SHURE MV7』専用のソフトウェアはあるが、大した機能はない
- 本体接続端子がMicroUSB-Bである
- 価格が高い
三脚セットもあるが、基本マイクアームが必須
三脚とセットになった商品も売られていますが、マイク専用に作られた三脚ではありません。
三脚無しの基本セットには、台座やマイクアームも付属していないので、台座かマイクアームは別途購入が必要です。
また、本体重量が550gと重いので、マイクアームの選択も重量に耐えられる物を選択する必要があります。
『SHURE MV7』専用のソフトウェアはあるが、大した機能はない
『SHURE MV7』専用のソフトウェアとアプリがあり、「オートモード」と「マニュアルモード」から詳細設定することができます。
しかし、設定できることも少なく無くても運用できるので、私はこのアプリに関しては、不要かなと思いました。
本体接続端子がUSB-Bである
『SHURE MV7』で最も残念なポイントです・・・。
本体接続が「USB-C」であったら、もう言うこと無い完璧な商品だったかもしれません(笑)
そのぐらい、なぜ「USB-B」なのかと疑問に思ってしまいますね・・・。
まあケーブルが外れにくいなど、様々な面で検討して決定したのでしょうが「USB-B」特有の面倒くささはあります。
価格が高い
ダイナミックマイクは比較的安価なイメージですが、このダイナミックマイクは値段もダイナミックです(笑)
まあそれだけ高性能ということですが、やはり3万円近いお値段なので、気軽に購入できるようなマイクではないですね。
ただ、値段に見合った機能と拡張性をもっているマイクなので、価格が高いというのはデメリットではありますが、それ以上にメリットの恩恵が受けられるマイクってことですね(笑)
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い
ここで少しマイクの違いについてお話したいと思います。
ダイナミックマイク | コンデンサーマイク | |
---|---|---|
電源 | 不要 | 必要 (USB接続タイプは不要) |
耐久性 | 丈夫で湿気にも強い | 振動と湿気に非常に弱い |
感度 | 低い | 高い |
指向性 | 単一指向性のみ | 指向性の選択ができるものが多い |
価格 | 比較的安価 | 比較的高価 |
電源
まず、大きな違いは電源の有無です。
ダイナミックマイクは単体で電源を取らなくても稼働しますが、コンデンサーマイクは別途「ファンタム電源」が必要となります。
「ファンタム電源」は、「オーディオインターフェイス」から「XLRケーブル」で給電されるため、電源用のケーブルは必要ありません。
しかし「オーディオインターフェイス」が電源を確保できるところでしか使用できないため「オーディオインターフェイス」が必要なコンデンサーマイクは使用場所が限られてしまいます。
ただ、最近はUSB接続タイプのコンデンサーマイクも多く誕生してきており、USB接続の場合は「ファンタム電源」と「オーディオインターフェイス」は必要ないのでご安心ください。
集音性と感度
次に集音性と感度が異なります。
ダイナミックマイクは、単一指向性なので、マイク正面の音しか拾いません。
また、感度も比較的低いので、マイクに近づいて話す必要があります。
一方、コンデンサーマイクは広域で繊細な音まで集音することができるので、指向性を幅広く選択することができます。
- 配信等で使用するならダイナミックマイク。
- ASMRや対談、会議などをするならコンデンサーマイク。
といったところでしょうか。
正直、コンデンサーマイクの方が、様々な使用用途で活躍します!!
耐久性と価格差
ダイナミックマイクは振動と湿気にめちゃくちゃ強いです。
一方、コンデンサーマイクは振動や湿気で簡単に壊れてしまいます。
マイクによって値段は異なりますが、「XLRケーブル」を必要とするコンデンサーマイクは高価なものが多いので、壊れないように細心の注意が必要ですね。
また、USB接続のコンデンサーマイクも、振動と湿気に弱いのは共通する事項のため注意してください。
まとめ
今回はダイナミックマイクで、USB接続が可能な『SHURE MV7』をご紹介しました。
いまは配信者が増え、各社から様々な種類のマイクが発売されていますが、SHUREは老舗の音響メーカーでもあるため、音質と品質は最高峰です。
また、USBで接続できるマイクは利便性に富んでいて、様々な端末に接続できるのが魅力的ですね!!
もちろん「XLRケーブル」で「オーディオインターフェイス」を介した方が、音質は向上しますが、USB接続でも十分に高音質です。
気になった人はぜひチェックしてみてください。
それでは~~